【PS5】デジタルエディションと通常版の違い
出典:PlayStationオフィシャルサイト

【PS5】デジタルエディションと通常版の違い

PlayStation5にはディスクドライブの付いた通常版と、ディスクドライブの搭載されていないデジタルエディションの2種類があります。
特徴やメリットデメリットを比較してみましたので、それぞれの違いを理解し、購入の際に是非参考にして下さい。

デジタルエディションと通常版の仕様

まずはそれぞれの仕様の違いを表にしてみました。
後方互換、4K8K出力、SSD搭載などマシンスペックに違いは無く、ディスクドライブの有無に関与する部分だけの違いとなっています。

デジタルエディション通常版
型番CFI-1000B01CFI-1000A01
価格39,980円 (税込 43,978円)49,980 (税込 54,978円)
ディスクドライブ非搭載搭載
消費電力340W350W
92mm104mm
重さ約3.9kg約4.5kg
SSD825GB825GB

物理的にスペースと重量が加算される為、わずかではありますが通常版の方が幅と重量が大きくなります。
価格差は1万円の差がありますが、Ultra HD Blu-rayなどのメディアを再生できるので、1万円でUltra HD Blu-rayが付属すると思えばお得だと思います。

メリット比較

メリットを比較していきます。
まずはデジタルエディションから見ていきましょう。

PlayStation5
出典:PlayStationオフィシャルサイト

デジタルエディションのメリット

  • ディスクドライブがない分、スタイリッシュ。
    デザインも優れているハードなので、お部屋のインテリアとして映えるでしょう。
  • 本体価格が安い。少しでも初期費用を抑えたい人向けです。
    1本分ソフトをダウンロードする資金に回せます。
  • ソフトのパッケージが不要な分、かさばることがない。
  • 消費電力が若干少ない。
  • ディスクドライブがない分、故障が少ない。

よく見かけるデジタルエディションのメリットの文言で、「ディスクの入替が不要」「ダウンロード版の方が安い」「割引セールで安くダウンロードできる」「店舗に行く必要がない」「0時からプレイできる」などありますが、これは通常版にも当てはまる部分なので、デジタルエディション特有のメリットではないと判断しました。
しかし今後時代が進むにつれ、パッケージの生産コストや、人経費などの関係でダウンロード販売が主流になっていくことも考えられます。
いまのうちにディスクレスに慣れておくのも良いでしょう

通常版のメリット

  • パッケージ版は買取ができる。
  • ディスクのシェアができる。
  • パッケージ版にはフィギアやアートブックなど、物理的な特典が多い。
    また、その特典がプレミア価格が付く場合もあります。
  • パッケージ版では販売店特有のポイントが付与される。
  • Ultra HD Blu-rayなどのディスクメディアの再生が可能
  • 中古を安く購入できる。
  • 人によってはパッケージを開封するワクワクがある。
  • 長くプレイするソフトはダウンロード、1回クリアしたらプレイしないというゲームはパッケージ版、という使い方でSSD容量の節約ができる。
  • PS4で購入したパッケージ版ソフトをプレイできる。

やはり通常版はデジタルエディションにプラスでディスクドライブが搭載されているので、いろいろ融通がききます。
高画質再生のUltra HD Blu-rayが観れるのは大きなポイントではないでしょうか。

デメリット比較

デジタルエディションのデメリット

  • ソフトをPS4からPS5へアップグレードする場合、それがディスクであれば入れるスロットがないのでアップグレードできない。
  • ダウンロード版は買取はできない。
  • ディスクのシェアはできない。
  • Ultra HD Blu-rayなどのディスクメディアが再生できない。

ディスクのシェアについては、シェプレイという機能が引き継がれれば問題ないでしょう。
Ultra HD Blu-rayの再生についても、動画サブスクリプションサービスで4Kを視聴できるプランもあるので、回避できる場合もあります。
ただ、ディスクと違いダウンロードソフトは買取はできないのでそこは割り切ってソフトをダウンロードする必要があるでしょう。

通常版のデメリット

  • ディスクドライブがある分、故障する確率も高くなる。
  • ディスク版はディスクに傷がつくと正常に動作しない可能性あり。
  • 人によってはスタイリッシュではない。
  • 若干消費電力が高い。
  • 本体価格が高い。

ディスクドライブが搭載されているので、その分故障リスクがあるのと、修理費が高くつくこともあり得ます。
ディスクの回転音も人により、気になる場合あり。

総評

やはりデジタルエディションにディスクドライブがプラスされている通常版の方がいろいろな場面で融通が聞くのではないでしょうか。
デジタルエディションより価格が高く設定されているだけ、できることは多いと感じました。

一方デジタルエディションは、今の時代らしく、または今後の時代を見据えて登場した完全デジタル対応のモデルです。
時代の進化とともにゲームハードも、よりデジタルにシフトしていくのも当然だと思いました。
デジタルエディション一択という声も多く、ユーザーのゲーム市場に対する考え方も確実に変わってきています。今後のゲーム業界が楽しみですね。

2種類の違いを確認して、PS5購入の際に参考にしてみて下さい。

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