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【BOSE】ワイヤレスイヤホンSportEarbuds1週間レビュー
BOSEの完全ワイヤレスイヤホンSportEarbudsを1週間使用したので、私が思った良いところ惜しいところを発表します。
たった1週間ですがいくつか気になった部分があったので、購入を検討している方に情報を共有できたらと思いました。
使用環境
自分の使用環境ですが、ハードな使い方はしておらず1日だいたい1時間〜3時間程度の使用です。
- 屋内の使用がほとんど
- 屋外はたまに散歩する時に使う程度
- 使用デバイスはiPhoneX、MacBookPro、iPadPro
- 1日1時間〜3時間の使用
- 音楽ジャンルはJPOP、EDM、ヒーリング
- コーデックはAAC接続
BOSE SportEarbudsの製品名にSportとありますが、特にスポーツはしておりません。
ですが、少し走ってみたり跳ねてみたり首を振り回したりはしたので、その辺りの感想も後ほど。
ココは良かった!と感じたところ
- 付け心地がとにかく良い
- 充電持ちが良い
- 自然放電は気にならない
- 今のところ音途切れ無し!
- 専用アプリがシンプルで使いやすい
付け心地がとにかく良い
これは前作のSoundSportFreeから乗り換えた時の感想ですが、イヤーチップがとにかく柔らかくて付けていて気持ちが良かった。
普段イヤホンを付ける時は、どんなイヤホンであれイヤーチップなんて気にも止めていなかったんです。
SportEarbudsを初めて手に持った時の第一印象が「柔らかい」と感じた程で、ここは正直ビックリしました。
大幅なダウンサイジングによりボディは軽くなり、独自の傘型チップは耳に均一に圧力がかかるため、長時間使用による疲れがほとんど無いのは好印象です。
耳に付けていて落ちないかどうかですが、全く落ちません。むしろ落とす方が難しいです。
もちろん自分に合ったサイズのイヤーピースを使い、正しく装着した場合に限ります。
サイズの合わないイヤーピースは耳への引っ掛かりは悪く、当然落ちやすくなってしまいます。
充電持ちが良い
充電持ちについては、現在フルで15時間使用した訳ではなく1回だけ充電はしていました。
結構長時間使ったつもりでも、インジケーターは極端に減ることもなく安心して使用することが出来ました。
3〜4時間ほど使用してから充電ケースに戻して、本体の充電が終わってから「2目盛くらい減るかな」と思いましたが、1目盛も減っていなかったのは驚きでした。
ただ、これはボリュームや再生端末との接続距離に応じてバッテリーの消費量は変化しますので、参考程度にお願いします。
自分の再生状況はボリュームは小〜中程度、再生端末との距離は1メートル以内の環境です。
たまにトイレに行くときに離れる時はありました。
自然放電は気にならない
ここも前作との比較ですが、SoundSportFreeの時は自然放電による充電ケースのバッテリーの減りがやたら早く、満充電から使わずに放置していただけでも数日でバッテリーインジケーターが1目盛まで減ります。
対してSportEarbudsは数時間使用後充電ケースでチャージをした状態から、1週間以上放置しても極端にインジゲーターが減ることはなかったので、前作の自然放電問題は何かしら対策済みのようです。
前作は結構レビューで話題になってましたからね。
今のところ音途切れ無し!
それはそうかもしれません。これを付けてほとんど外に出てないのですから・・・。
ただ今のところ他の通信機器による電波干渉など不意による音途切れはありません。
Wi-Fiや他のBluetooth機器と併用もしてますが、ノイズも特に感じません。
ワイヤレス通信距離は最大9m、再生端末が2階にあり、1階に移動した場合も当然障壁による途切れは無かったです。
人混みの多い場所や電車内、渋谷のスクランブル交差点、あとは時間帯や再生端末などにより途切れ具合は異なります。
あまり参考にならない結果でしたが、需要があれば検証します。
専用アプリがシンプルで使いやすい
専用アプリは無駄な装飾はなく、シンプルでわかりやすいアイコンのみです。
操作に迷うことなく使いこなすことが出来ます。
ひとつ面白かったのが、デバイス本体に名前をつけることが出来ます。
あらかじめ用意されている名前だけではなく、自分で名前を決めることも出来るようです。
イヤホン以外にもBluetooth機器もだいぶ増えてきて、端末で接続管理する際に品番だらけのリストだと混乱しやすいですが、名前をつけていればデバイスを見つけやすくなるのは良かったですね。
ココちょっと惜しい!と思ったところ
- タッチコントロールの反応に違和感あり
- 通話機能の音質がイマイチ
- 再生端末の切り替えが面倒
- 磁石が貧弱
タッチコントロールの反応に違和感あり
完全ワイヤレスイヤホンでタッチコントロールを使うのは自分は今回が初めてなので、慣れの問題もあるかもしれませんが、気になったので共有させて頂きます。
まず初めにSportEarbudsのタッチコントロールは左右でタッチした時の反応の仕方が違います。(個体差あり?)
右側をダブルタップすると再生/一時停止の操作が出来て、ここは問題なく2回触れれば反応します。
しかし左側は2回触れるというより、少し強めにトントンと叩かないと反応しません。
右側と違い、触れただけでは反応しないのです。
指の静電気に反応しているというより、衝撃や振動を感知している感覚に近いです。
なので左イヤホンの表面ではなく、淵の部分をトントンしても反応しました。
恐らく右側がベースになっているので、左右で若干反応は違うのかもしれませんが・・・。
それでも操作に違和感があったのでちょっと惜しい!と思いました。
通話機能の音質がイマイチ
SportEarbudsは右側の本体にデュアルマイクを搭載しています。
VoIPを使用するSkypeやFaceTimeなどアプリでも通話できるようで、LINEでの着信も問題なく通話出来ました。
ただ、通話音質はクリアで透明感のある音質を予想していたが、想像よりは籠った音質でした。
LINEと通常の音声通話も試しましたがどちらも同じでした。
自分は通話する分には別に篭ってても話せればそれでいいですが、人によっては籠っていると聞き間違えたり、声質によっては聞き取り難かったりするので少しは影響があったりしそうですね。
再生端末の切り替えが面倒
複数の端末とBluetooth接続したら、状況によって再生する端末を変えると思います。
例えば外出先ではiPhoneで再生したり、自宅ではiPadで再生したり。
この端末間の切り替えを行うには、わざわざイヤホンを充電ケースに戻し、Bluetooth接続待機モードにするため充電ケースにあるボタンを押さなければなりません。
ちょっとしたことかもしれませんが、実際やってみると結構煩わしかったりします・・・。
実はコレ、前作のSoundSportFreeではイヤホン本体のボタン一つで簡単に切り替え出来てたことなんですよね。
磁石が貧弱
磁石が貧弱!でもこれは特に支障があるわけではないので、これはこれでいいのですが。
SoundSportFreeの時は磁力が強く、安定感抜群でした。
SportEarbudsは磁石が一つだけなので、ケースに入れたときにグラついたり「これハマってる?」と最初は不安になりました。
赤丸で囲ったところの真ん中の楕円形が磁石です。その両側にある2つの点が接点です。
特に支障がないのでいいのですが、前作がしっかりしていただけにほんの少し残念でした。
総合評価
総合的に良かったかイマイチだったかというと
総合的に良いワイヤレスイヤホンだと思いました。
ダウンサイジングや装着検出、バッテリー面など進化している部分は非常に満足しています。
ただ完璧というわけではなく、前作で出来ていた機能が省かれてたりと、操作面では個人的に改善してほしいなと思うところはありました。
ですがBOSEのMUSICアプリ経由で、今後ソフトウェアアップデートにより新しい機能も追加される予定があるということです。
通話音質だったり操作性だったり改善される可能性もあるので、より良くなることを期待しています。